作品概要

無垢の時代》は、画家のジョシュア・レノルズによって制作された作品。制作年は1785?年から1788?年で、テート美術館に所蔵されている。

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《無垢の時代》は1785年から1788年の間に制作されたジョシュア・レノルズの油絵作品。城を背景に、白いドレスを着て両手を胸に合わせ右顔をこちらに向けた少女が木の下に座っている姿を描いたもの。髪を飾るシンプルなリボン以外は何の装飾品も身につけず、少女の人生がまだ始まったばかりの無垢な状態であることを表現している。

モデル

モデルははっきりしないが、恐らく1785年当時3歳であったレノルズの大姪シオフィラではないかとされている。また、この絵は18世紀に多く描かれた「幻想画」(日常の場面を想像力や物語性の要素を踏まえて描くスタイル)というジャンルに属する。

作品背景

《無垢の時代》は、実はレノルズの別作品《いちごの少女》の絵具が劣化したためにその上に重ねて描かれたものである。《いちごの少女》のほとんどが劣化により《無垢の時代》へと描きかえられているが、少女の両手だけは元の絵のまま塗りつぶしを免れている。

また、レノルズがロイヤルアカデミーで発表した際につけた元のタイトルは《少女》であったが、彼の死後1794年にイギリスの画家ジョセフ・グローザーによって現在のタイトルがつけられ、広く使われるようになった。

来歴

この絵は1847年に国立美術館に寄贈され、その後1951年にテート美術館に送られている。長年に渡り支持されるレノルズの傑作のひとつであり、19世紀には高く評価され多くのコピーが作られた。

国立美術館の記録によると、そのコピーの数は323枚以上にも及ぶ。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョシュア・レノルズ
  • 作品名無垢の時代
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1785?年 - 1788?年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵テート美術館 (イギリス)
  • 種類油絵
  • 高さ76.5cm
  • 横幅63.8cm
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