作品概要

モーセの発見》は、画家のニコラ・プッサンによって制作された作品。制作年は1651年から1651年で、カーディフナショナルミュージアムとロンドンナショナルギャラリーに所蔵されている。

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《モーセの発見》はフランスの画家、ニコラ・プッサンにより描かれた作品であり、この作品はヨーロッパ美術における最高峰の一つを成している。カーディフナショナルミュージアムとロンドンナショナルギャラリーで共同所有している。

主題

この作品は旧約聖書の以下の場面である、モーセの物語に基づいて制作された。

イスラエルの民の男児を殺すというファラオの命令から逃げる為、モーセはナイル川に浮かぶイグサの箱舟に入れられた。そこで彼は、ファラオの娘(黄色の着衣)に発見される。彼女の侍女たちと、赤ん坊の姉ミリアム(白の着衣)と共に赤子を抱いている。(出エジプト記2:3−9)

プッサンの表現

モーセの物語はプッサンにとって特別な魅力を持っていた。この出来事での歓喜は、ゆったりとはためく洋服のひだの明るい色と人物の興奮した様子の動作をとおして完璧に表現されており、この効果はエジプトの王女とその侍女たちの落ち着いた様子との対比を際立たせている。背景は全てのプッサンの風景画の中で、最も考古学的に正確な一つである。正確を期する為に多大な労をとって、プッサンは大きな宮殿を、1638年に発掘されたエジプトの生活を表現したパレストリーナのローマのモザイクから引用している。

来歴

この作品は1651年にリヨンのシルク商人であるモンシェール・レイノンのために描かれた。また、プッサンの同じ主題の3作品のうちの最も新しい作品である。他の2点はパリのルーブル美術館に所蔵されている。そのうちのプッサンの《盲人を癒すキリスト(エリコの盲人)》と対画であったかもしれないと言われている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ニコラ・プッサン
  • 作品名モーセの発見
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1651年 - 1651年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵カーディフナショナルミュージアムとロンドンナショナルギャラリー (イギリス)
  • 種類油彩
  • 高さ115.7cm
  • 横幅175.3cm
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