作品概要

愛の泉》は、画家のフランソワ・ブーシェによって制作された作品。制作年は1748年から1748年で、J・ポール・ゲティ美術館に所蔵されている。

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《愛の泉》は、フランスの画家フランソワ・ブーシェによって1748年に描かれた絵画である。アメリカ・ロサンゼルスにあるJ・ポール・ゲティ美術館に所蔵されている。1748年は、ブーシェがポンパドゥール夫人のもとで働き始めた年である。

図像解説

牧歌的な風景の中、若い恋人たちと、ヤギと遊ぶ幼い子どもたちが描かれている。画面右側では、フルートを持つ若い男と、赤いシルクのドレスに身を包み頬を紅潮させた裸足の女性が、互いにあこがれを含んだまなざしで見つめ合っている。左側の噴水では、別の若者が、サテンドレスを着た上品な娘に水を入れた貝殻を差し出している。淡い青空には灰色の雲が広がり、葉の茂った木々は緑色に輝いている。

この作品は、官能性やひそやかなエロティシズム、洗練さを融合させることによって、田舎における恋愛の駆け引きの世界を描き出した。ブーシェが優れたこうした牧歌的な作風は、現実感を排除し、自然に対する郷愁を呼び起こすという点でパトロンを喜ばせた。

タピスリーの下絵

この作品は、もともとは「高貴なパストラル」と呼ばれる6つの連作タピスリーの下絵として描かれた。 1755年、ボーヴェ製作所で始められたタピスリー制作において、タピスリーは下絵の上に直接織り込まれた。最終的に下絵は部分ごとに切り分けられ、別々に販売された。タピスリーのいくつかは今でも残っており、その引き延ばされた構成は、元々の下絵がさらに大きかったことを示している。

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基本情報・編集情報

  • 画家フランソワ・ブーシェ
  • 作品名愛の泉
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1748年 - 1748年
  • 製作国フランス
  • 所蔵J・ポール・ゲティ美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ294.6cm
  • 横幅337.8cm
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