作品概要
《プレジール・フォンテーヌの小川にある鹿のかくれ場》は、画家のギュスターヴ・クールベによって制作された作品。制作年は?。

■ 時代背景
1866年
■ 作品の構成・技術
メインの鹿たちの、安心しのびのびと過ごしている様子を、これでもかというほど繊細に描いています。
傍らの葉っぱや石ころの一つをとっても、申し分ないほど見事に、鮮明に表現されているのはさすがクールベ、といった感じ。
■ 作品にまつわるエピソード
「こんなに絵になる環境、よく見つけたなぁ。
しかも動物は動くから、描くのは大変そうだ・・・」
、と思ったあなた。
実はこの風景、作られたものなのです。
クールベはこの絵を描くために、小鹿を何頭か借りてきて、このかくれ家を作り出しました。
とはいっても、鹿たちを驚かせてしまっては意味がありません。
こんなにも安心した様子の鹿たちを描くことができたということは、クールベは必死で息を凝らしながら描いていたのでしょう。
「社会主義者で、元政治家志望、しかもリアリスト」っておカタいイメージのあるクールベさんにも、こんな人間臭いところがあるんですね…
なんか、ギャップ萌え、してきませんか??
■ 体験・感想
クールベの描く鹿の絵が、大好きです。
鹿独特の、凛々しさやしなやかさ、そして愛嬌が、こんなにも表現されているのは、クールベの絵画以外に見たことがありません。
大好きです。
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