作品概要

マスター・ヘア》は、画家のジョシュア・レノルズによって制作された作品。制作年は1788?年から1788年で、ルーヴル美術館に所蔵されている。

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フランシス・ジョージ・ヘアの肖像画《マスター・ヘア》は、18世紀のイギリスを代表する画家、ジョシュア・レノルズの最も有名な作品の一つである。

作品の特徴

モデルとなった長髪の少年は、もっと幼い子どもが着用するよう衣服をまとっている。少年は、同世代・同階級の子ども達が着ているのと同じように、シフォン地の洋服を着用している。この作品は、瞬く間にイギリス芸術の代表作となった。

肖像画において、このように自然体なポーズを描写した作品というのは稀である。レノルズは、彼なりの見事な解釈で、この若い少年の無邪気な様子を絵に込めたのである。少年のカールがかった長い髪、バラ色の頬、そして、とりわけ右腕の開放的なしぐさは、少年の活発で自然体な姿を見事に描写している。

レノルズの巧みな描写技法

背景を彩る木々や青葉は、まるで空気にとけるかのように柔らかく、まさに自然の中の調和、本物らしさ、無理がなく自然体であることを、より一層魅力的に描いている。他の誰も理解することが出来ないくらいフレームの遥か遠くにある何かを見つめているこの少年を、レノルズは申し分なく完璧に配置している。白い肌、輝く瞳、そして生き生きとしたしぐさは、ぼんやりとした背景と対照的である。このように描くことで彼は、外の事柄には卓越して無関心、という子供の世界を表現したのである。

子どもの金髪と、背後の木に反射する赤褐色、そして少年のベルトに使われている素材が、それぞれ絶妙に反響しあうことで、作品に活気を与え、子どもの甘く可愛らしい様子をさらに強調しているのである。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョシュア・レノルズ
  • 作品名マスター・ヘア
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1788?年 - 1788年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵ルーヴル美術館 (フランス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ77cm
  • 横幅64cm
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