作品概要

漁猟》は、画家のアンニーバレ・カラッチによって制作された作品。制作年は1595?年から1595?年で、ルーヴル美術館に所蔵されている。

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《漁猟》は16世紀イタリアのバロック期に活躍したアンニーバレ・カラッチ(1560年11月3日 – 1609年7月15日)が描いた代表的な風景画の1つである。この作品は1595年以前に描かれたとされており、所有者が数回変わったのちに1665年枢機卿カミッロ・パンフィーニからルイ十四世に贈られ、現在はフランス、パリにあるルーブル美術館が所蔵している。

この作品は同じくアンニーバレによる《狩猟》の対画として知られており、どちらもこの時代の最高級の金箔の額縁に入れられてルイ十四世の弟の自宅に飾られていたとされる。

時期

この2つの作品は、彼がローマに渡り、代表作であるファルネーゼ宮殿の天井装飾を手がける以前の作品で、アンニーバレの風景画作品の中でも、初期~中期頃に描かれたと推測されている。彼は当時、田舎の風景にたいへん興趣を感じており、本作では貴族や庶民の生活や習慣が、森や山などの自然の中で表現されている。

風景画

アンニーバレは宗教画や神話画なども多く残しており、その活躍は多岐にわたるが、彼の風景画の特徴としては、当時の風俗や生活習慣など非常に世俗的な一面が生き生きと描写されているところである。また、大胆な構図や人物の躍動感に富んだ描写なども彼がボローニャ派を代表する画家として名高い理由であろう。

ファルネーゼ宮殿の天井装飾と並ぶアンニーバレの代表作であるこの2つの風景画は、これまで多くの画家に影響を与えてきた。クロード・モネは《漁猟》から着想を得たといわれており、《狩猟》はアンリ・マティスやエドヴァルド・ムンク、ジョルジュ・ルオーなどの一流の画家によって模写されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家アンニーバレ・カラッチ
  • 作品名漁猟
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1595?年 - 1595?年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ルーヴル美術館 (フランス)
  • 種類油彩
  • 高さ136cm
  • 横幅253cm
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