作品概要

しつこいぞ!いい加減にしろ!/Forget it! Forget me!》は、画家のロイ・リキテンスタインによって描かれた作品。制作年は?。

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アメリカ史上最悪のアーティスト

1964年、『ライフ』誌の記事がこう問いかけた。「ロイ・リキテンスタインはアメリカ最悪のアーティストか?」リキテンスタインには漫画を何食わぬ顔で拡大模写し、論争を巻き起こす独自の能力があることをその記事は認めていた。同時代に活躍したアンディ・ウォーホル、クレス・オルデンバーグ同様、無意識に創造する天才がアーティストであるという認識をリキテンスタインもはねつけた。その代わりに、彼はやがてポップとして知られるようになるアートスタイルを彼は選んだ。大衆文化がテーマであることをはっきりと示し、従来の“ハイ”アートにある厳粛さを崩していこうとしたのである。

本作の特徴

『しつこいぞ!いいかげんにしろ!』にはおどけた皮肉っぽい雰囲気がある。リキテンスタインの作品の多くにある手触りだ。色使いは大胆で、けばけばしいと言ってもいいくらいだ。絵に質感を与えるベンディ・ドット(※)が施されているので、量産された絵のように見える。もっとも、ドットの一つ一つは手描きという、うんざりするような作業を経てはいるのだが。また、人物はリアルに描かれておらず、こうであったらいいなと思うような、かっこいい男女に描かれている。全体的にとても紋切型の場面を描いているので、一見ありふれたような絵に見えるが、その正確な仕上がり、スケールの大きさは、内容の軽さを裏切っている。最も見慣れたアイコンを新たな文脈で再現することで文化を批評しようとするリキテンスタインの着想は20世紀後半、アートの一大トレンドになっていく。

(※)印刷の網点のこと

基本情報・編集情報

  • 画家ロイ・リキテンスタイン
  • 作品名しつこいぞ!いい加減にしろ!/Forget it! Forget me!
  • 制作年不明-不明
  • 製作国不明
  • 所蔵不明
  • 種類不明
  • 高さ不明
  • 横幅不明
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